薬理が覚えられない・苦手で悩んでいる学生へ〜オススメの学習方法〜

学生向け

今回は学生時代、私が最も苦手だった薬理学のオススメの勉強方法についてご紹介致します!

薬理が苦手だった過去

大学の定期試験の薬理

私は、記憶力が悪いのに薬がたくさんあるため、覚えては忘れ、覚えては忘れを繰り返し、いずれ覚えられるだろうと思っていましたが、結局全然覚えることができませんでした。友達と勉強していても友達は薬の名前・作用についてすらすらと言えていて、記憶力が良いのがとても羨ましいと思いました(努力が足りないと言われればそれまでですが…笑)。しかし、良くも悪くも大学の試験は、テスト範囲が決められており、過去問をやっておけば合格できるみたいなところがあったので、私は過去問で乗り切っていました…(これが後に悲劇をうむことに)。

CBTの薬理

ここで大学の定期試験で過去問に頼ってしまい、しっかり薬の名前や作用機序を覚えていなかった天罰が自分に返ってきました。私は薬ゼミで発売されているコアカリ・マスターとコアカリ重点ポイント集を使用してCBTを乗り越えましたが、初めて見た時は何が何だか分からない状態でした。薬の名前は覚えてない…、作用機序が曖昧…、当然ですが薬の名前と作用機序が結びついていない…という絶望的な状態でした。そんな状態にもかかわらず、CBTの薬理は比較的難易度は高くはなく、曖昧な知識でも問題集を解くことができたため、コアカリのみを使用し、曖昧な知識のままCBTを乗り越えてしまいました。

国家試験の薬理

6年生の4月、青本と過去問(10年分)を購入して早速勉強を始めました。CBTで勉強したので、ある程度は問題を解くことができると思いましたが、全然できませんでした。薬理の勉強方法が全く分からず、とりあえず薬の名前をゴロで覚えようとしましたが、今まで薬理をしっかり勉強してこなかったため、土台がなく、何から手をつけていけば分からない状態であったため、私と同じ状況の方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。ちなみに、私は今回の勉強方法を実践して、最初の模試では半分も取れなかった薬理が7割以上安定して点数を取れるようになり、ストレートで国家試験を合格することができました。

薬理学のオススメの勉強法

私が実際にやったオススメの勉強の方法について、場合分けをして紹介していきたいと思います。

薬の作用機序が覚えられない場合の勉強方法

〜勉強手順〜
①生物を学習する  ②病態を勉強する  ③ 薬理を勉強する

 まず、最初は①生物を勉強することをオススメします。よく物化生は基礎なのでできるようにした方がよいと言われますが本当にその通りです。薬を飲む目的は、体の異常を改善することです。そして、体の異常を理解するためには、まず体の仕組み・正常の状態を把握しなければなりません。ちなみに生物のオススメの勉強法はYouTubeです!! 多くの方は予備校で販売されている書籍で勉強している方が多いと思いますが、書籍のように文字や静止画だとイメージがつきにくいところもYouTubeで勉強すると動画なのでイメージがつきやすく、覚えやすいです。生物に関しては、意外と勉強していて分からなかったり、覚えにくいと感じたジャンルは動画が充実していた印象でした。
 次に、生物を学習したら、②病態を学習します。病態は生物の勉強をすればスッと頭に入りやすいです。なぜなら、病態については、生物で学習した体の正常な機能のうち、どこで異常をきたしているのか一部分のポイントを把握すれば良いからです。生物で全体像を理解しておくことで、1つ1つ覚えるのでは無く、つながりを意識して覚えていくことが大切です。私が受験で使用した病態のオススメの本は「ビジュアルノート」です。病態についてイラストで書かれており解説もしっかり掲載されているため、イメージで記憶できるのでオススメです!


 最後に、③薬理を学習していきます。ここまできたら、作用機序を覚えるのは非常に容易です。極端な話、②の病態の時点で作用機序は自然と覚えているといっても過言では無いと思います。なぜなら、薬の作用機序は、病態で学んだ体の異常を止めるように作用するからです。

薬の名前が覚えられない場合の勉強方法

【用意する物】
・薬がみえる vol.1~vol.3
・大きめの付箋

薬理を全然理解していない場合は、青本からではなく、薬がみえるシリーズをベースに学習していくのがオススメです。理由としては、カラーのイラストが豊富で作用機序の確認がしやすいからです。また、青本ほど情報量が多くないため、薬理の土台作りをするにはとても良いです。一方で、国家試験の対策としては情報量が不十分な部分があるので、不足部分に関しては、付箋に書き込んでいき、情報を補充していきます。

【薬の名前を覚えるコツ】
・ステムを覚えて、覚える薬の量を少なくする
・付箋にステム、作用機序を盛り込んだゴロを作成し、薬がみえるの該当ページに貼る

ステムとは??
→ステムは、医薬品を分類するために、医薬品の化学構造・標的分子・作用機序などに基づいて用いられます。例)〜リン→α1受容体刺激薬、〜ジピン→Ca拮抗薬
したがって、このステムを覚えれば、ざっくりと効率よく覚えられ、初めて見た薬でもこの薬はどんな作用機序を持っているのか、推測することもできます。  
※中には例外もあるため、その際は注意が必要です

付箋にステム、作用機序のゴロを書き込む  

例)

ゴロはできるだけ、分かりやすくシンプルにまとめることをオススメします。せっかくゴロを作っても長くて覚えるが大変だと、ただ薬の名前を覚えるのと変わらなくなるので、自分が覚えやすいゴロを作成するのが良いと思います。 そして、この付箋に書き込むことの最大のメリットは、なかなか覚えられない物に関しては苦手ノート(自分が苦手・よく間違える内容をまとめたノート)に貼り付けて、試験当日に見返すことができる点です。試験当日となると何を見れば分からない状態になるので、自分だけの苦手ノートを作成することをオススメします。  

まとめ

今回、薬理の勉強法について紹介していきました。薬理は覚えることが多く、大変だと思います。焦って一気にやろうとすると結局覚えるのが難しいので、少しずつ繰り返して短期記憶ではなく、長期記憶になるように勉強をしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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